【鈴木鎮一バイオリン指導曲集1巻】


曲目解説とおすすめの演奏動画のリンクを掲載しています。

まずは譜面を読む練習をしてほしいので、新しい曲を弾く前に音源を聴き覚えてから演奏することはおすすめしていません。

自分で譜面を読んで、ある程度弾けるようになったら参考に聴いてみてください。

中級~上級のページにヴァイオリンの名演奏家たちのYou Tube音源を多く載せています。こちらは先に聴いても問題ありませんので、是非たくさん聴いて音楽性を育んでください。お気に入りの名曲を見つけて将来の目標にして頂けたら嬉しいです。練習量とそれによる進度の目安を掲載しているのでそちらも参考にご覧ください。


 

☆開放弦の練習ラーラーミーミー:英語版30ページ

https://www.youtube.com/watch?v=drfqhKhkRUc

 

☆ラから始まる音階の練習:英語版30ページ

https://www.youtube.com/watch?v=AlsClLvkqJ8

 

 

1. きらきら星変奏曲:外国民謡  /  Twinkle, Twinkle, Little Star Variations (Shinichi Suzuki) 

「きらきら星」は、18世紀末のフランスで流行した流行歌です。イギリスの詩人ジェーン・テイラーの1806年の英語の詩 "The Star" による替え歌"Twinkle, twinkle, little star"が童謡として世界的に広まり、さまざまな言語に翻訳され、現在では世界中で歌われています。アルファベットを覚えるための「ABCの歌」のメロディーにも使用されています。モーツァルトはこの曲のメロディによる変奏曲を作曲しただけで、この曲のメロディの作曲者ではありません

編曲者:鈴木 鎮一(すずき しんいち、1898年10月17日 - 1998年1月26日)は日本のヴァイオリニスト、ヴァイオリンの先生です。

 

♪練習用になるべく抑揚をつけずにシンプルに弾いています。

https://www.youtube.com/watch?v=iy4MyC7QLFY

 

♪キラキラ星変奏曲A・タカタカタッタのリズムです♪(練習用にゆっくり演奏)

https://www.youtube.com/watch?v=UGJHQXfdARQ

 

♪Youtubeで見つけた伴奏音源付きのおすすめ動画

https://www.youtube.com/watch?v=PujzJPpl-EE

 

英語原詞:

Twinkle, twinkle, little star,

How I wonder what you are!

Up above the world so high,

Like a diamond in the sky.

Twinkle, twinkle, little star,

How I wonder what you are!

https://www.youtube.com/watch?v=ymOaMuP58NY

 

日本語の歌詞:

作詞:武鹿悦子 (ぶしか えつこ、1928年12月20日 - )

きらきらひかる       きらきらひかる

お空の星よ         お空の星よ

まばたきしては       みんなの歌が

みんなを見てる       届くといいな

きらきらひかる       きらきらひかる

お空の星よ         お空の星よ

https://www.youtube.com/watch?v=RjIgSrSNJrU

 

♪モーツァルトが編曲(アレンジ)したきらきら星変奏曲も聴いてみましょう。

モーツァルト, きらきら星変奏曲 ハ長調 K. 265 (「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲)

Mozart - Variations "Ah vous dirai-je, Maman", K.265 (1782)

https://www.youtube.com/watch?v=QAPFKKeK7j4

 

 

 

2. ちょうちょ:ドイツ民謡  /  Lightly Row (Folk Song)

『ちょうちょう』は、ドイツの古い童謡「Hänschen klein」(訳:「幼いハンス」)という曲が原曲とされています。  

「Hänschen klein」は、米国では「Lightly Row」という表題でドイツの歌詞とは無関係にボートを漕ぐ様子を歌った曲になり、19世紀前半には全米で広く知られる童謡となりました。1875年(明治8年)から1878年(明治11年)まで米国へ留学した教育学者・伊沢修二(1851年 - 1917年)がこの曲を教わり、日本へ紹介したのではないかと推測されています。

 

♪練習用になるべく抑揚をつけずにシンプルに弾いています。

https://www.youtube.com/watch?v=v_u-GXdkgQQ

 

♪とっても上手に弾いている子の動画の紹介です。姿勢も良く弓の使い方もほとんど完璧です!(アレンジされた譜面なので少し教本と違います。)

https://www.youtube.com/watch?v=8pUugVUxciU

 

「Lightly Row」に対しては、小林愛雄(1881年 - 1945年)が「軽く漕げ」の表題で英語の歌詞を日本語訳した詞が存在します。

英語「Lightly Row」        日本語「軽く漕げ」(訳詞:小林愛雄)

Lightly row! lightly row!          軽(かろ)く 漕げや

O'er the glassy waves we go;     しづかな波に

Smoothly glide! smoothly glide!    軽く すべれ

On the silent tide,                                   この潮に

Let the winds and waters be                  寄せ来る波と

mingled with our melody,                        吹き来る風と

Sing and float! sing and float!                 共に 歌へ

In our little boat.                                       この船に

 

『ちょうちょう』の歌詞(野村秋足作詞、1947年改作版)

ちょうちょう ちょうちょう 菜の葉にとまれ

菜の葉にあいたら 桜にとまれ

桜の花の 花から花へ

とまれよ遊べ 遊べよとまれ

 

 

 

3. こぎつね:ドイツ民謡  /  Song of the Wind (Folk Song)

『小ぎつね』の原作は『Fuchs, du hast die Gans gestohlen(キツネよ、お前はガチョウを盗んだね)』という題の歌である。ドイツの教育家・オルガニストであったエルンスト・アンシュッツ(de:Ernst Anschütz)によって1824年に発表された作品であり、現在のドイツ語圏でも広く親しまれた歌となっている。 

作曲家:エルンスト・ゲブハルト・サロモン・アンシュッツ(1780年10月28日 - 1861年12月18日)は、ドイツの教師、オルガニスト、詩人、作曲家でした。

 

♪練習用になるべく抑揚をつけずにシンプルに弾いています。

 

https://www.youtube.com/watch?v=alUkBNKVQ4w

 

 

♪日本語の歌詞

https://www.youtube.com/watch?v=DeaVwGBEVBU

 

作詞:勝承夫(かつ よしお)  作曲:ドイツ曲/文部省唱歌

1番

 こぎつね コンコン 山の中 山の中

 草の実 つぶして お化粧(けしょう)したり

 もみじの かんざし つげのくし

 

2番

 こぎつね コンコン 冬の山 冬の山

 枯葉(かれは)の着物じゃ ぬうにもぬえず

 きれいな もようの 花もなし

 

3番

 こぎつね コンコン 穴(あな)の中 穴の中

 大きな尻尾(しっぽ)は じゃまにはなるし

 小首(こくび)を かしげて かんがえる

 

 

 

4. むすんでひらいて:ドイツ民謡  Go Tell Aunt Rhody (Folk Song)

「むすんでひらいて」は、作詞者不明の童謡です。作曲者はフランスの思想家・著作家ジャン=ジャック・ルソーです。たくさんの歌詞がつけられた曲として知られている。日本でも、賛美歌、唱歌、軍歌を経て、第二次世界大戦後に現在広く知られている童謡「むすんでひらいて」に至った。

作曲者:ジャン=ジャック・ルソー(Jean-Jacques Rousseau、1712年6月28日 - 1778年7月2日)は、スイスのジュネーヴ共和国に生まれ、主にフランスで活躍した哲学者(てつがくしゃ)、作曲家(さっきょくか)です。

  

♪練習用になるべく抑揚をつけずにシンプルに弾いています。

https://www.youtube.com/watch?v=rob-Y1II-XE

 

♪伴奏音源付きでとても丁寧に弾いているお手本にぴったりな動画があったのでご紹介です。

 https://www.youtube.com/watch?v=WjHw-1DQCDw

 

♪「むすんでひらいて」の日本語の歌詞

https://www.youtube.com/watch?v=8jeImTYtqck

 

『むすんでひらいて』の歌詞  1947年 作詞者不明

むすんで ひらいて 手をうって むすんで またひらいて 手をうって、その手を 上に

むすんで ひらいて 手をうって むすんで

 

むすんで ひらいて 手をうって むすんで またひらいて 手をうって、その手を 下に

むすんで ひらいて 手をうって むすんで

 

むすんで ひらいて 手をうって むすんで またひらいて 手をうって、その手を 頭に

むすんで ひらいて 手をうって むすんで

 

むすんで ひらいて 手をうって むすんで またひらいて 手をうって、その手を ひざに

むすんで ひらいて 手をうって むすんで

 

 

( 5. クリスマスの歌:ドイツ民謡 O Come, Little Children (Folk Song) ) この曲はとばすことが多いです。

 原題は"O Come, Little Children" というクリスマスソングで、クリストフ・フォン・シュミット / Christoph von Schmidt(1768年8月15 – 1854年9月3日) と ヨハン・アブラハム・ペーター・シュルツ / Johann Abraham Peter Schulz(1747年3月31日 -1800年6月10日)によって作られました。

 

 

 

6. かすみか雲か:ドイツ民謡  /  May Song (Folk Song) 

「霞か雲か」(かすみかくもか)は、ドイツ民謡の旋律に、加部巌夫(いずお)が日本語の歌詞を載せた唱歌。1883年に小学唱歌として発表され、第二次世界大戦後の1947年に勝承夫(かつ よしお)が歌詞を大幅に改作したものが、音楽教科書に収められた。

『霞か雲か』の原曲は、19世紀ドイツの童謡作家ホフマン・フォン・ファラースレーベン(1798年 - 1874年)作詞によるドイツ歌曲『Alle Vögel sind schon da』(小鳥たちがやって来た)です。『Frühlings Ankunft』(春の訪れ)と題されることもあります。

 

♪練習用になるべく抑揚をつけずにシンプルに弾いています。

https://www.youtube.com/watch?v=ftm9AiqP4a4

 

♪Youtubeで見つけた伴奏音源付きのおすすめ動画

https://www.youtube.com/watch?v=H3I6lBOM-Xg

 

♪「かすみか雲か」の日本語の歌詞

https://www.youtube.com/watch?v=XUTy09S2LoQ

 

作詞:勝 承夫 (かつ よしお)   作曲:ドイツ民謡

かすみか雲か ほのぼのと

野山をそめる その花ざかり

桜よ桜 春の花

 

のどかな風に さそわれて

小鳥もうたう その花かげに

いこえばうれし 若草も

 

親しい友と 来てみれば

ひときは楽し その花ざかり

桜よ桜 春の花

 

♪原曲のドイツ語

https://www.youtube.com/watch?v=VnrtKbZhiqw

 

『Alle Vögel sind schon da』(小鳥たちがやって来た)のドイツ語の原曲と日本語訳

1.

Alle Vögel sind schon da,       すべての鳥はもうそこにいる

Alle Vögel, alle!          鳥たちはみな

Welch ein Singen, Musiziern,    何という歌、音楽家たちだ

Pfeifen, Zwitschern, Tiriliern!        口笛、さえずり、トリル  

Frühling will nun einmarschier'n,     今や春がやってくるのだ 

Kommt mit Sang und Schalle.      歌声と共にやってくる

 

2.

Wie sie alle lustig sind,                     鳥たちはみな楽しげに

Flink und froh sich regen!                 せわしく喜びにあふれ

Amsel, Drossel, Fink und Star          クロウタドリ、ツグミアトリ、アトリにムクドリ

Und die ganze Vogelschar                そしてすべての鳥たちが

Wünschen dir ein frohes Jahr,          幸せな年を祈り

Lauter Heil und Segen!                     救いと祝福を授ける

 

3.

Was sie uns verkünden nun              鳥たちのメッセージを

Nehmen wir zu Herzen:                     しっかりと心に留めよう

Wir auch wollen lustig sein,               僕らも陽気に

Lustig wie die Vögelein,                     鳥たちも陽気に

Hier und dort, feldaus, feldein,          そこらじゅうへ 皆出かけて

Singen, springen, scherzen!              歌い 飛び跳ね たわむれよう

 

 

 

 

7. ロングロングアゴー:ベリー  /  Long, Long Ago (Bayly)

「ロング・ロング・アゴー」(Long, Long Ago) は、ノスタルジア(ふるさとを思う気持ち)を歌う内容で、イングランドの作曲家トマス・ヘインズ・ベイリーが1833年に書いた曲です。1844年当時のアメリカ合衆国において、最も人気の高い曲のひとつとなりました。

作曲家:トーマス・ヘインズ・ベイリー(Thomas Haynes Bayly、1797年10月13日– 1839年4月22日)は、イギリスの詩人、作詞家、作曲家です。

 

♪練習用になるべく抑揚をつけずにシンプルに弾いています。

https://www.youtube.com/watch?v=w-u6GEUrtb4

 

♪Youtubeで見つけたピアノ伴奏付きのおすすめ動画です。少し速めのテンポで演奏している動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=ssZGldHLB8o

 

 

8. アレグロ:鈴木慎一  /  Allegro (Suzuki) 

鈴木バイオリン教本を作った鈴木 鎮一先生の作った練習曲です。

♪練習用になるべく抑揚をつけずにシンプルに弾いています。

https://www.youtube.com/watch?v=7igtKcFO2Cc

 

♪Youtubeで見つけた伴奏音源付きのおすすめ動画

https://www.youtube.com/watch?v=V1kyN0y23Xg

 

 

☆4の指の練習:英語版32ページ

https://www.youtube.com/watch?v=e-LMmHvLk5M

 

 

- 大体1巻の半分くらいまできました!引き続き頑張りましょう♪ -

 

 

9. 無窮動:鈴木慎一  /  Perpetual Motion (Suzuki)

鈴木バイオリン教本を作った鈴木 鎮一先生の作った練習曲です。

♪練習用になるべく抑揚をつけずにシンプルに弾いています。

https://www.youtube.com/watch?v=nhi5jCletJQ

 

♪Youtubeで見つけたピアノ伴奏付きのおすすめ動画です。少し速めのテンポで演奏している動画です。

これは全ての技術を身に付けた人だからこそ弾ける演奏です。今の段階でここまでの速さで弾ける必要はありません。それよりもゆっくり丁寧に全ての音がきちんとスタッカート奏法で弾けているかよく聴いて練習しましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=tBCcbXb8S2I

 

 

 

☆指の練習(指番号1213 2431~):英語版34ページ

https://www.youtube.com/watch?v=WdoS1y0Kh30

 

 

☆レの線から始まる音階の練習:英語版34ページ

https://www.youtube.com/watch?v=BTKuqIUKmZ0

 

 

 

10. アレグレット:鈴木慎一  /  Allegretto (Suzuki) 

鈴木バイオリン教本を作った鈴木 鎮一先生の作った練習曲です。

♪練習用になるべく抑揚をつけずにシンプルに弾いています。

https://www.youtube.com/watch?v=csIZLW6U9pQ 

 

♪Youtubeで見つけたピアノ伴奏付きのおすすめ動画です。少し速めのテンポで演奏している動画です。

これは全ての技術を身に付けた人だからこそ弾ける演奏です。今の段階でここまでの速さで弾ける必要はありません。それよりもゆっくり丁寧に全ての音がきちんとスタッカート奏法で弾けているかよく聴いて練習しましょう

https://www.youtube.com/watch?v=CKStDHaQcQk

 

 

11. 楽しい朝:鈴木慎一 / Andantino (Suzuki)

鈴木バイオリン教本を作った鈴木 鎮一先生の作った練習曲です。

♪練習用になるべく抑揚をつけずにシンプルに弾いています。

https://www.youtube.com/watch?v=2eOnfeuw5m0

 

♪Youtubeで見つけたピアノ伴奏付きのおすすめ動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=lLOeDXl1-Qs

 

 

☆ソの線から始まる音階の練習:英語版36ページ

スラーなし 

https://www.youtube.com/watch?v=x21JfrSDaYs

 

2つスラー 

https://www.youtube.com/watch?v=TZGbYa2-Z_Y

 

4つスラー 

https://www.youtube.com/watch?v=TzlIleyAWxo

 

 

☆分散和音の練習(ソシレソシレ~):英語版36ページ

https://www.youtube.com/watch?v=cfIbaFzPpqQ

  

 

12. 習作:鈴木慎一  /  Etude (Suzuki)

鈴木バイオリン教本を作った鈴木 鎮一先生の作った練習曲です。

♪練習用になるべく抑揚をつけずにシンプルに弾いています。

https://www.youtube.com/watch?v=sKGezTezavU

 

♪Youtubeで見つけたピアノ伴奏付きのおすすめ動画です。少し速いテンポで弾いています。

https://www.youtube.com/watch?v=dKluisMqhNE 

 

 

☆指の練習(ラシドシラドシラ~):英語版37ページ

https://www.youtube.com/watch?v=S5eOjOXmWp4

 

 

13. メヌエットNO.1:バッハ  /  Minuet No.1  Bach

バッハ作曲の組曲 BWV 822 ト短調よりメヌエット III  /  Bach, Johann Sebastian : Suite  BWV 822  Menuet III

作曲された年:1705年頃?

作曲家:ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685年3月31日 - 1750年7月28日)は、18世紀のドイツで活躍した作曲家・音楽家です。バロック音楽の重要な作曲家の一人で、ピアノやオルガンの演奏家としても有名です。

バッハ一族は音楽家の家系で数多くの音楽家を輩出したが、中でもヨハン・ゼバスティアン・バッハはその功績の大きさから、大バッハとも呼ばれている。日本の音楽教育では「音楽の父」とよばれます。

 

♪練習用になるべく抑揚をつけずにシンプルに弾いています。

https://www.youtube.com/watch?v=JI2sg_9kBZI

 

♪Youtubeで見つけたピアノ伴奏付きのおすすめ動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=hk0xeKO3jSI

 

♪この曲はもともとバッハが鍵盤楽器(オルガン/チェンバロ/ピアノ)のために作曲した曲です。ピアノでの演奏も聴いてみましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=wpaWUUYE5SA

 

 

☆「メヌエット」とは?

メヌエットは 宮廷舞踏としてルイ14世の時代に流行した3拍子のゆったりとしたヨーロッパの舞曲です。4分の3拍子で、2小節が1つの単位となってフレーズが構成されています。フランスの民俗舞踊に由来する。バロック時代(おおよそ1600年~1750年)に独立した楽曲として、また組曲の1曲として数多く作曲された後、交響曲に取り入れられました。(ワルツも3拍子の踊りですが、ワルツはメヌエットよりテンポが速いです。)

 

♪15番で学習する「バッハのメヌエットNO.3」の音楽に合わせて踊っています。解説もありわかりやすい動画です。(ここで見てほしいのは2分10秒までです。)

 

♪メヌエットは舞曲の一つなので、この他にもいろいろな作曲家が多くのメヌエットを書いています。今学習しているバッハ作曲のメヌエットとは違いますが、これも別の作曲家が作ったメヌエットです。踊りの映像を見ながらどんな風に演奏したら踊りに合うか考えてみましょう。一緒に踊ってみてもいいかもしれません♪

https://www.youtube.com/watch?v=cz7g1iXcOP8

 

メヌエット参考: 

https://www.youtube.com/watch?v=MdVGUNNwC_A

 

メヌエット参考: 

https://www.youtube.com/watch?v=4yurw5Cf4HY

 

 

14. メヌエットNO.2:バッハ  /  Minuet No.2  Bach

(BWV Anh.116 ト長調 / Anh. II 116 – No. 7: Minuet in G major by Bach? or Christian Petzold?)

(Bach :Das zweiten Notenbuch für Anna Magdalena Bach Menuett G-Dur BWV Anh.116)

 

正式には、クリスティアン・ペツォールト作曲のピアノ用のアンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳 第2巻よりメヌエットです。

アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳(Notenbüchlein für Anna Magdalena Bach)とは、J.S.バッハによって彼の二番目の妻であるアンナ・マグダレーナのために編集された曲集です。収められた作品には、舞曲などクラヴィーア用の小品、アリアやコラールなど声楽曲、さらに通奏低音の規則までもがあります。多くはバッハの作品ではありませんが、作曲者名が書かれておらず、現在もその特定のための議論が続いています。おそらくバッハの息子たちの作品もかなり含まれていると思われています。この曲は、バッハが作った曲集に含まれていますが、作曲者はドレスデン、ゾフィー教会のオルガニスト、クリスティアン・ペツォールト(1677-1733)であることが、近年の研究で明らかにされています。※資料によっては作曲者不詳と書いてある場合もあります。

作曲家:クリスティアン・ペツォールト(Christian Petzold, 1677年 - 1733年7月2日)は、ドイツ盛期バロック音楽のオルガニスト・作曲家です。

 

練習用になるべく抑揚をつけずにシンプルに弾いています。

https://www.youtube.com/watch?v=fsViieNQWF0

 

♪Youtubeで見つけたピアノ伴奏付きのおすすめ動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=5YvaXhWLtso

 

♪この曲はもともと鍵盤楽器(オルガン/チェンバロ/ピアノ)のために作曲した曲です。ピアノでの演奏も聴いてみましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=JgeizBM6tCc

 

 

☆3の指のレ♯の練習:英語版30ページ

https://www.youtube.com/watch?v=rXURUFNEtBY

 

 

15. メヌエットNO.3:バッハ  /  Minuet No.3  Bach

(BWV Anh 114ト長調と115ト短調 / Minuet in G major, BWV Anh. 114 by Christian Petzold)

 

正式には、クリスティアン・ペツォールト作曲のピアノ用のメヌエットです。

一般的には「バッハのメヌエット」として親しまれている曲だが、これはバッハが2度目の妻アンナ・マクダレーナに贈った「アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳」に作曲者の名前を伏せて収めたために起こった誤解で、近年音楽学者のハンス=ヨアヒム・シュルツェらによってペツォールトの作であると修正されている。

 『メヌエット』は、クリスティアン・ペツォールト(1677年-1733年)が作曲した鍵盤楽器のための小品。ト長調(BWV Anh. 114)とト短調(BWV Anh. 115)の2曲があり、演奏会などでは一緒に演奏されることが多い。ト長調のほうは後にアメリカ合衆国のソングライター、サンディ・リンザー&デニー・ランドルによって「ラヴァーズ・コンチェルト」のタイトルでポピュラー・ソングにもなっています。

作曲家:クリスティアン・ペツォールト(Christian Petzold, 1677年 - 1733年7月2日)は、ドイツ盛期バロック音楽のオルガニスト・作曲家です。

 

♪練習用になるべく抑揚をつけずにシンプルに弾いています。

https://www.youtube.com/watch?v=C7lUV6yvNLM

 

♪Youtubeで見つけたピアノ伴奏付きのおすすめ動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=7NFfqTGxJqw 

  

♪この曲はもともと鍵盤楽器(オルガン/チェンバロ/ピアノ)のために作曲された曲です。作曲された当時の舞踊(ダンス)と合わせて見てみましょう。 

https://www.youtube.com/watch?v=UCKo9HxNjEo

 

 

- ここまで終えたら2巻に進むことが多いです -

 

 

16. 楽しき農夫:シューマン  /  The Happy Farmer  Schumann

正式にはピアノのために書かれたシューマン作曲の『子どものためのアルバム』より 10番 楽しき農夫 Op.68 ヘ長調 / The Happy Farmer from Album for the Young, Op. 68, No. 10 by Schumann です。原題は「仕事を終えて帰る上機嫌な農夫」と付けられています一日の仕事を終え、上機嫌で家路に就く様子が目に浮かぶ作品です。扉絵に描かれたこの曲の挿絵には、農夫と幼い息子、そして犬が描かれており、煙突から煙が立ち上る我が家への帰り道を表しています。オイゲーニエ(シューマン家の第7子)によると、冒頭8小節は父親が一人で歌い、それ以降は息子が加わりデュエットになるといいます。『子供のためのアルバム』作品68(Album für die Jugend)とは、ロベルト・シューマンが作曲した43曲からなるピアノ小曲集です。このうち最初の7曲は長女マリーの7歳の誕生日の贈り物として作曲されました。

作曲家:ロベルト・アレクサンダー・シューマン(Robert Alexander Schumann, 1810年6月8日 - 1856年7月29日)は、ドイツ・ロマン派を代表する作曲家です。

 

♪練習用になるべく抑揚をつけずにシンプルに弾いています。

https://www.youtube.com/watch?v=TGmnLF4hJ04

 

♪Youtubeで見つけたピアノ伴奏付きのおすすめ動画です。 

https://www.youtube.com/watch?v=gNyoFfFI1F0

 

♪この曲はもともとピアノのために作曲された曲です。ピアノでの演奏も聴いてみましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=pK6oEhpNnos

 

 

17. ガボット:ゴセック  /  Gavotte (Gossec) 

Gavotte from opera Rosine by F.Gossec

この作品はゴセックが作曲したオペラ歌劇『ロジーヌ』(Rosine, ou L'épouse abandonnée, 1786年)の中の曲を、ウィリー・ブルメスターがピアノ伴奏つきのバイオリン独奏曲に編曲したもの。単純な伴奏の上にスタッカートで歌われる旋律がいかにも愛らしい。

作曲家:フランソワ=ジョゼフ・ゴセック(François-Joseph Gossec,1734年1月17日 - 1829年2月16日)は、フランスで活躍したベルギー出身の作曲家・指揮者です。バロック音楽の終わりから初期ロマン派音楽まで活躍しました。

スズキ・メソード音楽教室の才能教育研究会の「前期初等科」卒業課題曲となっています。

 

1巻の最後の曲でいきなり難易度が上がるのでバッハのメヌエット3番を終えたら2巻に移る場合が多いです。

もしこの曲を学習したい場合2巻の8番「妖精の踊り:パガニーニ 」が終わったあたりで挑戦するのがおすすめです。

 

♪練習用になるべく抑揚をつけずにシンプルに弾いています。

https://www.youtube.com/watch?v=XPUxy3HBJsc

 

♪Youtubeで見つけたピアノ伴奏付きのおすすめ動画です。  

https://www.youtube.com/watch?v=MGdwht_PWtw

 

 

☆ガボットとは?

ガヴォット(仏:gavotte)は、フランスの地方のフォークダンスと、それに由来する古典舞曲の名称です。「ガヴォット」の名は、踊りの発祥した地名ガヴォ(Gavot)に由来します。 中庸のテンポの舞曲で、4分の4拍子ないしは2分の2拍子で記譜されます。

 

♪バッハ作曲のガボットとその舞踊(ダンス)を見てみましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=UCKo9HxNjEo